改めて創業者の想いを綴ります

ある日、先生から「自由に踊ってみて」と言われたことがありました。
私は、自分の中にあった悔しさや怒り、言葉にできなかった感情を、思いきり踊りにぶつけました。
すると、今までで一番、先生に褒められたんです。
あのときの嬉しさ、安心感、そして「自信」は、今でも鮮明に覚えています。

「間違えてもいい。誰かに合わせなくてもいい。ただ、自分の気持ちを、踊りで思いきり表現すればいい。」
その気づきが、私のダンス人生を変えてくれました。

17歳でジャズダンスと出会い、表現の幅が広がる中で、私はさらに「表現すること」の魅力に引き込まれていきました。
出産と子育てによるブランクを経て、気づけばもう約17年、私はダンスと共に歩んでいます。

そして2024年、念願だった講師としての活動をスタート。
同年7月には、自身のスクール「ラフダンススクール」を立ち上げました。

現在は、ダンススクールの運営に加え、企業の広報・PR支援のお仕事もしています。
昔は自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手だった私が、いまでは「伝えること・くみ取ること」を仕事にしている。
これも、ダンスが私に「表現する力」を育ててくれたからだと思っています。

私にとってダンスは、ただの趣味や特技ではありません。
心の奥にある思いを、言葉を超えて伝えられる大切な手段であり、
「本当の自分」を見つけ、育ててくれた大切なパートナーです。

これからも、ダンスを通して自分自身と向き合い、
そして同じように「自分を表現する楽しさ」に出会える人たちを、たくさん増やしていけたらと思っています。